映画:アノーラを観てきた

アノーラを観てきた

前半はシンデレラストーリーにワクワクした。

後半、ダメ夫と離婚するところは、私自身のイヤな経験を思い出して、いろんなこと考えた。

思いやりのない男と、思いやりのない男を作り出してしまう女性について、うまく言語化できるかわからないけど考えたことをメモしておきます。

思いやりのない男が世の中には一定数いるのか?

ロシアに帰りたくない思いと、その場の勢いだけでアノーラと結婚することを決めた男。

数日後、アメリカにやってきた母に離婚を迫られ、すんなり離婚すると決める。

この冷めっぷり。

母に離婚を迫られているときに、アノーラの気持ちなんて考えてない。

アノーラを傷つけてしまうなんて、微塵も感じてない。

なにも考えてない、ってのが正解なのかも。

おかんの言いなりになって、周りの大人たちがどうにかしてくれるのにただ流されてる。

これ、状況は違うけど、私が大人になって結婚を考えた、もしくは結婚した男とわかれるときに経験した感じとすごく似てる。

私の気持ちなんて考えてない。

私が傷つくこと、私の家族にも迷惑がかかることなんて、ひとつも考えられない。

ただ、男側の、自分の優先したいことのみに向かって突き進んで、周りのことなんて一切見えないようにしてる。

私にしてみれば、私の周りの男性は、恋愛の場面に限らず、何かの拍子にこんなふうに、周りのこと見えなくなってしまうように感じてる。

そんなことない人もいるのかもしれない。

結婚して、妻がいて、子どもがいて、妻も子どもも大好きで、思いやりのある男性もいるのかもしれない。

ほんとうは思いやりのある男性のほうが圧倒的多数なのかもしれない。

でも、私はこんな経験、何度も何度もしてきた。

いまも、恋愛ではない場面でも、こんな思いすることはしょっちゅうだ。

思いやりのない男を作り出してしまう女性がいるのかも

ここで、私の立てた仮定が、「思いやりのない男を作り出してしまう女性がいるのかも」というもの。

アノーラと私の共通点は見つからなかったんだけど、そういうダメンズを作り出してしまう女性がいるのかも。

そういう女性って、修羅場?窮地?の場面にうっかり遭遇しがち?

いやいや、誰でも、修羅場や窮地のひとつふたつはあるでしょう。

それとも、なんかわからんが、男性を追い詰めてるとか?

結論は出ない

結論は出ない。

上述の感じからしてモヤモヤが残ったようにも見えるけど、そんなことはない。

アノーラはダメ夫と別れてよかった。まだ若い。これからまだまだ選択肢はたくさんある。

って、いう前向きな感想は、自分にも当てはめられた。

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