三宅香帆さん著の『「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない』を読みました。
第1章のタイトルが気になる
この本の第1章のタイトル、「推しを語ることは、自分の人生を語ること」なんです。
そもそも、『「好き」を言語化する技術』を身に着けてやろうというつもりで手に取った本です。
サブタイトルの『推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない』にも共感しました。
なのに、「推し語り」=「自分語り」って書かれてて、どういうこと!?って思ったんです。
この時点で意外な展開になりそう。面白そう。と期待。
タイトル以上に興味を惹かれてぐいぐい本を読み進めてました。
新しい発見があった
推しを語るときの表現方法として発見がありました。
例えば、推しのライブに対する感想について表現する場合、「ポジティブ/ネガティブ」にまず分ける。
ポジティブの場合:「共感」または「驚き」
ネガティブの場合:「不快」または「退屈」
この分析にはなるほど納得です。
自分の感想を持っても、ぼやけてまとまらないときになんとか分析して言語化するのに役立つ技術だと思いました。
本を読んだあとの行動として
この本を読んで、「書評」というものが気になり、日曜日の読売新聞に掲載される書評に興味を持って読むようになりました。
どんな書き方だったらその本に興味を持つのか、どんな書き出しで書かれているのか、も少し気にしながら読んでいます。
それから、三宅香帆さんの出演されているyoutubeをいくつか見ました。
共通して本を読むのが楽しい!、本屋さん楽しい!、新書楽しい!ってお話されているのに影響されて、本屋さんにいって新書コーナーをじっくり見ました。
確かにおもしろそうな新書がたくさんあって、新しい世界を知れたのは嬉しいことです。
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